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症例報告(強い肩コリ)

2016.08.09 | Category: 未分類

昨日お越しいただいたお客様の中で、当サロンでの鍼灸を初めてお受けいただいた方がいらっしゃいましたので、そのご様子をお伝えいたします。

いつもはマッサージ60分コースを受けてくださる女性のお客様です。夏休みで、お子さまがずっとお家にいらっしゃるからなのか、それとも異常な暑さのせいなのか、冷房に当たり過ぎなのか、とにかく肩コリがつらいとのことです。そのため、本日はマッサージだけでなく、鍼灸もお受けになりたいとのことでした。他の鍼灸院では、1度だけ鍼灸をお受けになられたご経験があるとのことでした。

まず、仰向けになっていただき、足先から膝、手先から肘までを軽く触れさせていただきます(切経)。次に脈を診させたいただき(脈診)、最後にお腹にも触れさせていただきます(腹診)。

以上から、鍼の打つ場所(ツボ)、鍼の打つ深さを決めることができます。切経、脈診、腹診…この3つができると、どんな症状の方に対しても鍼灸治療を行うことができます。

足は内くるぶし周辺が冷たく、お腹はおへその周辺が冷たく、下腹部は冷たい上に、力も弱かったです。脈は軽く触れただけでは感じることができず、脈拍もやや遅めでした。

東洋医学的には、腎経、脾経という経絡(路線)の流れが悪く、胆経という経絡(路線)に影響を与えてしまったため、胆経に熱が生じ(前の列車がつかえて動けない状態)、その熱が凝りを発生させたと考えます。

仰向けで、お腹と足。うつ伏せで背中、腰。座って肩に鍼を打たせていただきました。

仰向け、うつ伏せで腎経、脾経の流れを良くして、座った状態で、胆経の熱を外に出しました。

使用したツボは以下になります。

お腹のツボ:中脘、天枢、関元

足のツボ:太谿、太白

肩のツボ:肩井、肩外兪、(それ以外にツボにこだわらず硬くなった所を2か所)

背~腰のツボ:脾兪、腎兪

最後に、足、お腹、脈、肩の凝り具合をチェックさせていただきました。内くるぶし、おへそ周辺の冷えは改善されました。下腹部の冷えは少し残り、力も今ひとつでした。脈は少し触れやすくなりました。脈拍はあまり変化なかったです。肩はピンと張っていたところが、押したら少しへこむようになりました。お客様からも、首が回しやすくなり、肩も軽くなったと実感していただけたようでした。

FOUR SEASONS

池田 修

 

 


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