先週、長女の小学校卒業式がありました。
パッヘルベルのカノンの曲が流れる中、校長先生より、生徒一人一人に卒業証書が手渡されました。
次に受け取る生徒は、体育館の壇上に上がり、保護者席の方を向いて真っ直ぐ立ったまま、自分の名前を呼ばれるのを待ちます。
私の座っているちょうど目の前で、子どもたちは真っ直ぐ立っていました。
正確に表現すると、本人は真っ直ぐ立っているつもりだけれども、歪んで立っている子が多かったです。
最初は「この子、左肩が上がってるな。この子は右の手の甲が全てこちらを向いてるな。」という感じで眺めていました。けれども、あまりにも歪んで立っている子が多くて「今度の子は首が右に傾いてるな。この子は左肩が上がってるな。やっと真っ直ぐな子が来たな。」となってしまい、数を数えることにしました。
首が左右どちらかに傾いている子、左右どちらかの肩が上がっている子、左右どちらかの手の甲が全て正面に向いている子、左右どちらかの足先が大きく外に向いている子、以上のどれかに該当する子が何と7割位いました。
さすがに、これはまずいですね。
将来、体の不調を訴える人は益々増えそうです。
小学生の子どもたちの体の歪みに対して、鍼灸マッサージ師が何ができるかを考えていかなければならないと、強く感じました。
FOUR SEASONS
代表 池田 修